韓国語学習を始めたばかりの方にとって、「シプタ(싶다)」という表現はとてもよく耳にする言葉のひとつではないでしょうか。
でも、「どうして『〜したい』になるの?」「どんな文脈で使えばいいの?」と戸惑う方も多いはず。
この記事では、「シプタ 韓国語」の意味や使い方、ネイティブが使う自然な例文まで、初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。
ハングルの読み方から、文法のルール、ドラマやK-POPに登場するフレーズまで網羅しているので、これ一つで「シプタ」の使い方がスッキリ理解できますよ。
「シプタ」の意味と使い方【韓国語初心者向け解説】

「シプタ」の基本的な意味とは?
「シプタ(싶다)」は韓国語で「~したい」「~になりたい」「~になって欲しいと思う」といった願望を表します。
動詞の語幹に「고 싶다」を付けることで「~したい」の意味になります。
たとえば、「食べたい」は「먹다」の語幹に「고 싶다」をつけて「먹고 싶다」となります。
この形の基本的な使い方として、「行きたい(가고 싶다)」「会いたい(보고 싶다)」などがあります。
ハングル表記と発音
「싶다」はハングルで「싶다」と書き、読み方として「シプタ」または「シプッタ」と発音されます。
語形変化により、「고 싶어요(シポヨ)」「고 싶습니다(シプスムニダ)」など、丁寧な表現にもなります。
たとえば、見たい・会いたいの「보고 싶다」は文脈により「ポゴシプタ」「ポゴシプダ」のように発音が変化することもあります。
「したい」という意味になる理由
韓国語では動詞の語幹に「고 싶다」を付けることで、自分の「望む・したい」という気持ちを表現します。
英語で「want」にあたる概念として理解できます。
この構造は日本語の「~したい」と対応していて、とても感覚的に覚えやすい表現です。
形容詞や動詞との組み合わせ
「고 싶다」は動詞の語幹にのみ付くもので、形容詞には使いません。
動詞に付ける場合は、パッチム(子音終結)があってもなくても、語幹にそのまま「고 싶다」を付けて大丈夫です。
例として「읽다(読む)」→「읽고 싶다(読みたい)」、「보다(見る/会う)」→「보고 싶다(見たい/会いたい)」などがあります。
ネイティブがよく使う文脈
韓国語で願望を伝える際に日常的によく登場する表現です。
「日本料理を食べたい(일본 요리를 먹고 싶어요)」や「あなたに会いたい(당신을 보고 싶어)」など、自然な場面で使われます。
特に感情や欲求を率直に伝える時、非常によく使われる構文です。
丁寧語・パンマルでの使い方の違い
「고 싶다」はそのままだと基本形ですが、敬語やカジュアルな表現に変化させることができます。
- ハムニダ体(非常に丁寧):「고 싶습니다(シプスムニダ)」
- ヘヨ体(一般的丁寧):「고 싶어요(シポヨ)」
- パンマル(タメ口):「고 싶어(シポ)」
こうした使い分けにより、相手との距離感や場面に応じた言い方が可能です。
「シプタ」を使った簡単なフレーズ
以下のようなシンプルでよく使う例文があります:
- 「行きたいです」 → 가고 싶어요
- 「食べたい」 → 먹고 싶다
- 「会いたいです」 → 보고 싶어요
過去形や否定形にも変化させられます:
| 形 | 韓国語 | 意味 |
|---|---|---|
| 過去形 | 고 싶었다(シポッタ) | したかった |
| 否定形 | 고 싶지 않다(シプチ アンタ) | したくない |
「シプタ」と混同しやすい単語
「~したい/~欲しい」という意味で似た表現に「갖고 싶다(カッコシプタ)」や「원하다(ウォナダ)」があります。
「갖고 싶다」は物を「持ちたい=欲しい」という意味に使いますが、物以外には不自然に聞こえることがあります。
一方、「원하다」は「願う」「望む」のニュアンスで、歌詞やフォーマルな表現、“何かを求める”時に使われます。
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「シプタ」の活用形と文法ルール

韓国語の「シプタ」は「〜したい」という意味を表す動詞「싶다(シプダ)」の原形です。
ここでは、語幹の変化や活用の法則を丁寧に解説します。
語幹「싶-」に表現の丁寧さや時制を結びつけて、自然な「〜したい」を作るのがポイントです。
語幹の変化と活用の法則
「싶다」の語幹は「싶‑」で、この語幹に語尾を付けることで活用形ができます。
日常会話では、「〜고 싶다」という形で使われることが多く、たとえば「먹고 싶다」(食べたい)、「보고 싶다」(会いたい)のように使います。
語幹の「싶‑」のまま、後ろに다가미나語尾をつなげるので、直感的に「〜したい」が作れます。
否定文や過去形への変換方法
「싶다」の否定文では、例えば「먹고 싶지 않다」(食べたくない)のように、語幹のあとに「지 않다」を付けます。
過去形にするときは「먹고 싶었다」(食べたかった)のように、「-었-」の過去語尾を語幹につなぎます。
つまり、「語幹 + 고 싶- + 語尾」で否定や過去、丁寧表現などが自在に作れます。
例:
- 否定形:먹고 싶지 않다(食べたくない)
- 過去形:먹고 싶었다(食べたかった)
日常会話での「シプタ」の使用例

「〜したい」を伝えたいとき、語尾を少し変えるだけで気持ちがより自然に伝わります。
日常的な場面でも、「〜고 싶다」の形がとても便利です。
友達との会話で使う場面
友達同士のカジュアルな場面では「〜고 싶어」を使います。
たとえば、「영화 보고 싶어」(映画見たい)、「밥 먹고 싶어」(ご飯食べたい)などが自然です。
カジュアルに気持ちを表現するには、この形が最適です。
フォーマルな場面での使い方
目上の人やビジネスの場面では、「〜고 싶습니다」という敬語の形が適切です。
例:「한국어 배우고 싶습니다」(韓国語を学びたいです)、「여행 가고 싶습니다」(旅行に行きたいです)など。
丁寧な語尾を付けるだけで、相手への敬意がきちんと伝わるので重要です。
「〜したい」の他の韓国語表現との違い

「〜したい」を表す韓国語には、「싶다」の他に「〜고 싶다」や「원하다」などがあります。
それぞれ微妙なニュアンスの違いがあるので、状況に応じた使い分けが大切です。
「고 싶다」と「싶다」の違い
厳密には「싶다」は動詞の原形で、「고 싶다」は「〜したい」という願望を表す形です。
日常では「고 싶다」が最も頻繁に使われ、「싶다」のままでは自然な表現にはなりません。
要するに、「싶다」は基礎語幹で、「고 싶다」は具体的な「〜したい」の表現として使われます。
「원하다」との比較
「원하다」は「望む」という意味で、よりフォーマルかつ公式なニュアンスがあります。
たとえば、「평화를 원하다」(平和を望む)や「도움을 원하다」(助けを望む)のように使います。
日常的な欲求の「〜したい」を言いたい場合は「고 싶다」が自然で、「원하다」はより重く、フォーマルな印象になります。
ドラマやK‑POPで使われる「シプタ」表現

韓国語の「시프다(シプタ)」は英語の “miss” に近く、誰かや何かを恋しく思う気持ちを表します。
ドラマやK‑POPでは、この「シプタ」が登場人物の心情や歌詞に深い感情の厚みを与え、視聴者やリスナーに強く響く表現として多用されています。
感情をダイナミックに伝えるために、セリフや歌詞の中で「시프다」が活き活きと使われる場面は、まさに「胸がキュンとする瞬間」です。
「シプタ」が登場する場面は、視聴者の共感を引き出し、作品の感情的な深みを生む重要な要素です。
有名なセリフや歌詞の中の例
多くのドラマで、“보고 싶다(ポゴ シプタ:会いたい)” として使われるセリフは、別れや距離によって引き裂かれた恋人たちの心情を強く訴えかけます。
K‑POPの歌詞では、“보고 싶어 (ポゴ シッポ:会いたいよ)” というカジュアルな表現も多用され、ファンやリスナーの胸に切なく染み入ります。
具体的には、曲によって“너무 보고 싶다(ノム ポゴ シプタ:君にすごく会いたい)”といった語尾に強調を加える形で、感情の高まりを際立たせています。
このような表現は、ただの「恋しい」ではなく、切実な「会いたさ」を際立たせるために工夫されています。
感情を強調する「シプタ」の使い方
「시프다」を使う際に、感情の強さを表現するために副詞をつけることがよくあります。
- 너무 시프다(ノム シプタ:とても恋しい)
- 진짜 시프다(チンチャ シプタ:本当に恋しい)
- 한없이 시프다(ハネオプシ シプタ:果てしなく恋しい)
また、語尾を変えることで感情のトーンを調整する手法もあります。
- 보고 싶어(ポゴ シッポ:会いたいな) — 柔らかい願望
- 보고 싶다(ポゴ シプタ:切実に会いたい) — 強い感情
- 보고 싶어해(ポゴ シッポヘ:会いたがっている) — 第三者視点
こうした工夫によって、「시프다」は単なる「寂しさ」以上の感情を伝えるパワーフレーズになります。
「シプタ」を使った例文集

以下は日常やシチュエーションに応じて「シプタ」を活かす例文集です。
旅行で使える例文
旅先で感じる喧騒や非日常から、ふと恋しくなる人や場所への思いを伝える表現です。
- 이곳이 너무 시프다(この場所がすごく恋しい)
- 당신이 여행 중에도 시프다(旅の途中でもあなたが恋しい)
- 집이 시프다(家が恋しい)
| シーン | 韓国語 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| 景色を眺めながら | 이 풍경이 시프다 | この風景が恋しい |
| 泊まったホテルを離れるとき | 이 호텔이 시프다 | このホテルが恋しい |
恋愛シーンで使える例文
恋人や片思いの相手への切ない想いを伝える文例として、リアルな感情を込めるのに最適です。
- 너 진짜 시프다(君が本当に恋しい)
- 밤마다 네가 시프다(毎晩君が恋しい)
- 보고 싶어서 견딜 수 없어(会いたくて耐えられない)
時には、感情の高まりを語尾で強調することで印象を深められます。
韓国語初学者が間違いやすいポイント

「시프다」は感情表現として便利ですが、誤用や発音の注意点もいくつかあります。
正しく使えば、あなたの韓国語表現はもっと豊かになります。
発音とアクセントの注意点
「시프다」を発音する際、子音「ㅍ」は有気音(息を伴う)なので、弱く発音すると「スプダ」のように聞こえてしまうことがあります。
正しくは「시-プ-다」としっかり息を使って「プ」の音を出すのがポイントです。
アクセントは「프」に重きを置くと、自然な韓国語の語感に近づきます。
文法的な誤用の例
「시프다」には「誰々が〜を恋しく思う」という主語を明確にする工夫が必要です。
- 誤:보고 싶다 사람(会いたいな人)
- 正:보고 싶은 사람(会いたい人) — 形容詞的形を使う
また、「〜하고 싶다(〜したい)」と混同することも初学者に多いミスです。
- 誤:보고 싶다 하고 싶다
- 正:보고 싶다(会いたい)/〜하고 싶다(〜したい) — 意味は異なる
このような混同を避けることで、「시프다」を効果的かつ正確に使えるようになります。
効率よく韓国語を覚えるおすすめ勉強法

韓国語の学習を始めるなら、まずは効率的で続けやすい方法を見つけることが大切です。
いろいろな教材や学習スタイルがある中で、**自分の生活リズムに合ったツールを選ぶことが成功の鍵**となります。
ここでは、初心者でも取り組みやすいアプリ・教材や、リスニング力を強化するコツを丁寧に紹介します。
初心者向けのアプリ・教材
韓国語初心者には、まずは基本の単語や文法に触れられるアプリや教材がぴったりです。
以下のような選び方があると安心です:
- 発音の確認が音声付きでできるもの
- 進捗が可視化され、学習のやる気が続くもの
- 短いレッスンでスキマ時間にできるもの
たとえば、発音練習用に音声やスロー再生機能があるアプリ、レッスンごとにゲーム感覚で進められる教材、SNS感覚で学べるチャレンジ形式の教材など、自分の性格や生活にフィットするものを選びましょう。
アプリは学習の「続けやすさ」に直結するので、体験版や無料部分を試すのが大切です。
リスニング力を高めるコツ
韓国語を理解する力をつけるには、耳を慣らすことが欠かせません。
次のような工夫で、リスニング力がぐっとアップします:
- 短い会話やフレーズをスロー再生して聞く
- 字幕付きの韓国ドラマやバラエティを視聴する
- 日常フレーズを音読して自分の声を録音する
これらを毎日少しずつ積み重ねることで、自然と「聞き取り→理解→発音」のサイクルが身につきます。
特に自分の声を録って聴く方法は、耳だけでなく声帯と脳にも記憶されるので非常に効果的です。
韓国語の願望表現まとめ

「〜したい」という気持ちを表す韓国語にはいくつかの方法があります。
「シプタ(싶다)」以外にもバリエーションがあり、文脈に応じて使い分けるとより自然な表現になります。
「シプタ」以外の願望表現一覧
「〜したい」を伝える表現には、以下のようなものがあります:
- 〜고 싶다:「〜したい」(最も基本的な表現)
- 〜고 싶어하다(間接話法):「〜したがっている」
- 〜ㄹ/을래요?:「〜しようと思う/〜したいですか?」(提案・意志)
- 〜고 싶어서:「〜したいから・〜したくて」(理由や動機)
こうした表現を覚えると、話し手の気持ちをより細かく伝えられるようになります。
文脈による使い分けのコツ
願望表現を使うときは、話し手の意図や相手との関係性を踏まえて選ぶのが自然です。
たとえば:
| 文脈・状況 | 適切な表現 | 理由 |
|---|---|---|
| 自分の意志をストレートに伝えたいとき | 〜고 싶다 | 最も直接的でオーソドックス |
| 他人の願望を伝えるとき | 〜고 싶어하다 | 直接ではなく、第三者の感情を表現 |
| 自分の意図や予定を聞きたいとき | 〜ㄹ/을래요? | 提案や丁寧な意思表示になる |
| 理由を付けて自分の願望を表すとき | 〜고 싶어서 | 「〜したいから〜する」という理由を明確に |
こうした表現の違いを理解すると、話す・書くどちらにもスマートさが加わります。
独学でも韓国語を身につけるには?

周りに教えてくれる人がいなくても、大丈夫です。
独学でも効果的に学習を進めるためには、計画とモチベーションの両方をしっかり整えることがポイントです。
おすすめの学習スケジュール
独学の強みは、自分のペースで調整できる点です。
以下に、バランスの良い1週間のスケジュール例を紹介します:
| 曜日 | 内容 | 目安時間 |
|---|---|---|
| 月・水・金 | 文法と語彙のインプット | 各30分 |
| 火・木 | リスニングと発音練習 | 各20分 |
| 土 | ドラマや音楽で楽しむ学習 | 1時間 |
| 日 | 復習+簡単な日記作成 | 30~40分 |
このように週ごとにインプット・アウトプット・楽しむ学習をバランスよく組み込むと、継続しやすくなります。
継続するためのモチベーション維持法
独学で最も難しいのは、続けることです。
モチベーションを保つには、以下の方法を試してみましょう:
- 毎週の目標を小さく設定する(例:単語20語覚える)
- 学習記録をアプリやノートに記録し、達成感を可視化する
- 韓国語の歌詞やドラマを楽しんで、学習をエンタメ化する
- SNSやオンラインコミュニティで進捗や成果を共有する
小さな成功の積み重ねが、学習を習慣化する力になります。


