美味しい韓国語表現まとめ|発音から丁寧語・旅行で使える例文まで解説

Korean Language

韓国旅行やK-ドラマがきっかけで、韓国語に興味を持った方も多いのではないでしょうか。

中でも「美味しい」を意味する韓国語表現は、日常会話や旅行中に何度も使う重要ワードです。

この記事では、「맛있어요(マシッソヨ)」を中心に、丁寧語・カジュアル表現からネイティブが使う自然な言い回し、旅行で役立つ例文までをまとめて解説します。

発音のコツやシーン別の使い分けも紹介しているので、韓国語初心者の方でも安心です。

美味しいは韓国語で何と言う?基本表現を解説

韓国語で「美味しい」を表す言葉はいくつかありますが、基本は「맛있어요(マシッソヨ)」です。

この表現は日常でもよく使われ、聞けば思わず「美味しい!」と感じる温かさがあります。

最初に覚えておきたい基本の一言です。

基本フレーズ:「맛있어요(マシッソヨ)」の意味

「맛있어요」は、「美味しいです」「美味しいね」と、肯定的で丁寧な表現です。

食事の場面で相手に対して使うのにぴったりです。

この言葉ひとつで、料理への感謝や満足を伝えられます。

カジュアル表現:「맛있다(マシッタ)」

「맛있다」は基本形で、「~だ」「~だね」と訳せます。

友だち同士や親しい間柄でよく使われ、自分の感想を軽く表現するのに向いています。

カジュアルな場ではこれで十分伝わります。

丁寧表現との違い

「맛있어요」は丁寧さがあり、少し距離のある相手にも使いやすいです。

  • 맛있어요:丁寧・礼儀正しい表現
  • 맛있다:フランク・友だち同士向け

状況や話し相手に応じて使い分けると、印象が良くなります。

丁寧かカジュアルか、使い分けのポイントです。

ネイティブが使う自然な言い回し

ネイティブは「진짜 맛있어!(チンチャ マシッソ!)」や「완전 맛있네요!(ワンチョン マシンネヨ!)」と感情を込めて言うことが多いです。

「진짜(本当に)」「완전(すごく)」で強調したり、「네요」をつけて柔らかく表現したりします。

感情とニュアンスがぐっと自然になります。

口語と文語での使い分け

口語では話し言葉として「맛있어」「맛있어요」が主流です。

文語的・書き言葉では、そのまま表記することもありますが、文章の調子によっては「맛있다」を使うこともあります。

口語では声に出しやすい形を選びましょう。

語源や漢字語との関連性

「맛있다」は、もともと固有語で、「味(マシ)」と「있다(存在する)」が結びついてできた表現です。

  • 맛(味)=味
  • 있다=ある、ある状態である

漢字語から派生した言葉ではないため、日本語の「美味しい」と漢字的なつながりはありませんが、構造が直感的です。

語の成り立ちもシンプルで覚えやすいですね。

否定形:「美味しくない」はどう言う?

否定形は「맛없어요(マドプソヨ)」です。

「맛없다」が基本形で、「맛없어요」で丁寧な否定表現になります。

「美味しくない」ときちんと伝えるニュアンスですね。

感嘆表現:「すごく美味しい!」を韓国語で

感嘆表現としては「정말 맛있어요!(チョンマル マシッソヨ!)」や「너무 맛있어요!(ノム マシッソヨ!)」が一般的です。

さらに「완전 맛있어!(ワンチョン マシッソ!)」など口語で強調する言い方もよく使います。

場面や気持ちにあわせて最適な強調を選びましょう。

韓国語初心者が混同しやすい単語との比較

「맛있다(美味しい)」と似た単語で、「맛없다(不味い)」「맵다(辛い)」があります。

単語 意味
맛있다 美味しい
맛없다 美味しくない・まずい
맵다 辛い

「맛(味)」が共通して見えるため、初心者は先頭部分で誤解しやすいですが、後半部分の違いに注意しましょう。

違いに気づけば、聞き取りや使い分けがずっと楽になります。

韓国語の「美味しい」の発音とカタカナ表記

韓国語で「美味しい」は「맛있다(マシッタ)」と発音します。

この一言には、舌の位置や発声のコツが隠れています。

最も重要なのは、「마(マ)」の部分を柔らかく、「맛(マッ)」とハングルで書かれる音の「ㅅ(シオット)」が、日本語の「シ」に近いですが、少し「ツィ」に近い響きがある点です。

正確な発音のポイント

「맛있다」の「맛(マッ)」は、舌の前方少し後ろに軽く「ㅅ」を当てて、鋭すぎず柔らかい「シ」に近い音が出せるよう調整します。

次に「있다(イッタ)」ですが、「イ」は口をやや縦に開けて明確に、「ッタ」は息を一瞬止めてから短く力強く発音しましょう。

「마(マ)→シっ(ㅅ) →イッタ(있다)」の山場がリズム的に心地よい音になります。

日本語カタカナでの近い表記

カタカナでは「マシッタ」「マシッタ」「マシッタ」のように表記されることが多いですが、実際の発音に近づけるには「マシッタ」と書くのがベストです。

文字だけでは伝わりにくいですが、「ッ」をしっかり区切って短く切るイメージで書くと、音の感じに近づきます。

シーン別で使える「美味しい」のフレーズ集

「美味しい」をそのまま伝えるだけでも嬉しい表現ですが、場面に応じてひと言プラスするとより自然です。

友人や店員さんと異なる場面でのフレーズをご紹介します。

友人との食事で使う表現

気軽さと感情のニュアンスを込めて、「진짜 맛있다! (チンチャ マシッタ!本当に美味しい!)」

さらにカジュアルに「정말 맛있네~ (チョンマル マシッネ〜本当においしいね~)」

  • 「진짜(チンチャ)」…「本当に」のカジュアル表現。
  • 「정말(チョンマル)」…やや丁寧な「本当に」。
  • 「~네(ネ)」…感動を込めた語尾で、より親しみを感じさせます。

レストランやカフェでの使い方

店員さんに感謝を込めて言うなら、「정말 맛있어요! (チョンマル マシッソヨ!本当に美味しかったです!)」がおすすめです。

もう少し控えめにするなら「매우 맛있었습니다. (メウ マシッソッスムニダ.とても美味しかったです.)」というフォーマルな表現も使えます。

言い方 日本語訳 ニュアンス
정말 맛있어요! 本当に美味しかったです! 感謝や驚きを込めた自然な丁寧さ
매우 맛있었습니다. とても美味しかったです。 よりフォーマルで改まった印象

より丁寧・カジュアルな言い方の違い

韓国語にも、日本語と同じようにフォーマル・インフォーマルの幅があります。

場に応じてトーンを変えることで、言葉に対する印象も柔らかく伝わります。

フォーマルな会話での使い方

公的な場や目上の人には、「아주 맛있었습니다. (アジュ マシッソッスムニダ. 大変美味しかったです.)」と丁寧に言いましょう。

「아주(アジュ)」は「非常に」という意味で、「있었습니다」は過去形の丁寧表現です。

この表現は“美味しかった”という気持ちを敬意を込めて丁寧に伝えるのに最適です。

SNSやチャットでのカジュアル表現

友達同士の気軽なコミュニケーションでは、「맛있어! (マシッソ!美味しい!)」だけでも十分伝わります。

かわいらしく強調したい時は「맛있어용~ (マシッソヨン〜)」と伸ばす書き方も人気です。

  • 「~요ン」語尾の伸ばし:親しみや可愛らしさを演出
  • スタンプや絵文字と一緒に使えば、気持ちがさらに明確に伝わります

韓国人がよく使うリアルな「美味しい」表現

韓国語にも、日本語の「美味しい」に相当する表現がたくさんあります。

ここでは、友人とのカジュアルな会話でよく耳にする“リアル”な表現をまとめます。

特に若者の間で盛んに使われており、自然なコミュニケーションを狙うなら覚えておきたい表現です。

若者言葉や流行語

若者の間では、シンプルに “짱” をかけた「짱맛(チャンマッ)」が定番です。

また、“대박” を使った「대박 맛있어(デバク マシッソ)」は、「すごくおいしい!」というニュアンス。

テンション高めのリアクションを出したいときにぴったりです。

地方ごとの言い回しの違い

韓国は地域によってイントネーションやスラングに差が出ます。

例えば、慶尚道の人々は「맛있지예(マシッチェ)」(語尾に“예”)とやや柔らかく、親しみやすい言い回しをすることがあります。

一方、全羅道では「맛있심더(マシッシムド)」という方言的な語尾を加えてより温かみのある表現に。微妙なニュアンスの違いですが、地方出身者にとっては“地元感”が出る話し方です。

美味しい以外に使える韓国語の感想表現

「美味しい」以外にも、味や印象を伝えるにはぴったりな言葉がたくさんあります。

感覚をもう少し具体的に伝えたいとき、こうした表現を使うことで会話に深みが増します。

ちょっとした一言で、味わいの印象がより豊かになります。

辛い・甘いなど味の感想表現

辛さを伝えたいときは、「맵다(メプタ)」に “쩐다(チョンダ)” をつけた「맵쩐다(メプチョンダ)」。

甘いときは「달다(タルダ)」に親しみを込めて「달달하다(タルダラダ)」。

酸っぱいときは「시다(シダ)」、苦いときには「쓰다(スダ)」といった基本形もよく使われます。

こうした表現を駆使することで、味のニュアンスをより豊かに伝えられます。

料理の見た目や食感を褒める言い方

見た目にフォーカスしたいときは、「비주얼甲(ビジュアルカプ)」。“비주얼” は見た目、“甲” は「最高」の意味。

食感が良いときには「쫄깃하다(チョルギタダ)」、音が良いときには「바삭바삭하다(パサクパサカダ)」。

  • 쫄깃하다(もちもち・弾力)
  • 바삭바삭하다(サクサク・カリカリ)
  • 부드럽다(プドゥロプタ:柔らかい・なめらか)

五感に訴える表現は、食レポやSNSの投稿で非常に映えます。

実際の会話で使う例文集

いざというときに使えるフレーズを、場面別にシーンを想定してまとめました。

自然な会話の流れで使えるセリフとしてぜひ役立ててください。

レストランで使える例文

「와, 이거 진짜 짱맛이야!」:わぁ、これめっちゃおいしい!

「여기 음식 비주얼甲이다!」:ここの料理、見た目が最高!

  • “와, 이거 진짜 짱맛이야!”:カジュアルかつ感動的においしさを伝えたいとき。
  • “여기 음식 비주얼甲이다!”:見た目を褒めたいとき、SNS映えさせたいとき。
韓国語 ニュアンス
와, 이거 진짜 짱맛이야! テンション高めに「めっちゃおいしい!」
여기 음식 비주얼甲이다! 見た目に惹かれたときの賞賛表現

食レポ風の感想フレーズ

「한입 먹자마자 달달함이 입안에 확 퍼져요.」:一口食べた瞬間、甘みが口いっぱいに広がります。

「쫄깃한 식감에 바삭바삭한 식감까지, 두 가지 매력이 공존해요.」:もちもち食感にサクサク感まで、二つの魅力が共存しています。

  • 한입 먹자마자 달달함이 입안에 확 퍼져요.(甘みの広がりを表現)
  • 쫄깃한 식감에 바삭바삭한 식감까지, 두 가지 매력이 공존해요.(食感の多層性を強調)
フレーズ 表現ポイント
한입 먹자마자 달달함이 입안에 확 퍼져요. 「甘さの広がり」を感覚的に伝える
쫄깃한 식감에 바삭바삭한 식감까지, 두 가지 매력이 공존해요. 食感のコントラストと魅力をアピール

覚えておくと便利な韓国語グルメ単語

韓国旅行や韓流グルメを楽しむときに、知っていると便利な単語をいくつかまとめました。

まずは基本の定番名詞を押さえましょう。

後半では、調味料や味に関する表現も紹介して、現地でより細やかな会話ができるようにサポートします。

韓国料理の定番名詞

韓国料理の名前を知っていると、メニューを見たときの戸惑いが減ります。

焼肉、ビビンバ、キムチチゲなど、ポピュラーな単語を覚えましょう。

たとえば、韓国語では「焼肉」は “불고기”(プルコギ)、「ビビンバ」は “비빔밥”(ビビンバッ)、「キムチチゲ」は “김치찌개”(キムチチゲ)といいます。

調味料や味の種類の単語

調味料や味の単語を知ると、自分の好みを伝えやすくなります。

辛さや甘さなど、基本的な味の表現を押さえておきましょう。

  • “간장”(カンジャン)– 醤油
  • “고추장”(コチュジャン)– 唐辛子味噌
  • “소금”(ソグム)– 塩
  • “달다”(タルダ)– 甘い
  • “맵다”(メプタ)– 辛い
  • “시다”(シダ)– 酸っぱい

これらを知っておくと、「辛さ控えめでお願いします」などの注文も可能になります。

韓国旅行で使える食事フレーズ集

実際に現地で使えるフレーズを覚えておくと、スムーズにコミュニケーションが取れます。

注文から食後の感想まで、幅広くカバーしました。

注文時に役立つ表現

料理を注文するときに使えるフレーズをまとめました。

店員さんに自信を持って伝えられるようにしましょう。

  • “이거 하나 주세요.”(イゴ ハナ ジュセヨ)– これを一つください。
  • “맵지 않게 해주세요.”(メプジ アンケ ヘジュセヨ)– 辛くしないでください。
  • “물 좀 주세요.”(ムル チョム ジュセヨ)– お水をください。
  • “추천 메뉴 있어요?”(チュチョン メニュー イッソヨ?)– おすすめのメニューはありますか?

食後の感想・お礼の言い方

食事の後に感想やお礼を伝えると、会話がより温かくなります。

ちょっとした一言で、心のこもった印象を与えましょう。

  • “잘 먹었습니다.”(チャル モゴッスムニダ)– ごちそうさまでした。
  • “정말 맛있었어요.”(チョンマル マシッソッソヨ)– 本当においしかったです。
  • “감사합니다.”(カムサハムニダ)– ありがとうございます。

韓国語初心者がつまずきやすいポイントと対策

初心者が韓国語グルメ表現を学ぶ際につまずきやすいポイントと、その対策をご紹介します。

つまずきポイントを知って、事前に対策を立てておきましょう。

発音の聞き取り・再現の難しさ

韓国語には、日本語にはない音や、似た音の違いが多く、聞き取りや発音が難しく感じることがあります。

繰り返し聞いて、口に出す練習をするのが有効です。

動画や音声教材で、実際のネイティブの発音を何度も聞くことで、耳が慣れてきます。

また、スマートフォンアプリの発音チェック機能などを活用するのもおすすめです。

似た表現との混同に注意

似た単語やフレーズが多いため、混同しやすい点にも注意が必要です。

正しく区別できるよう、例文や語源を併せて覚えると効果的です。

  • “맵다”(辛い)と“많다”(多い)– 発音が似てるが意味は大違い
  • “달다”(甘い)と“닫다”(閉じる)– 同音で意味が正反対

語源や使用されるシチュエーションを意識して覚えると、間違いが減ります。

単語A 単語B 意味の違い
맵다 많다 「辛い」vs「多い」
달다 닫다 「甘い」vs「閉じる」